畳不思議解剖 ー 畳のキホンからヒミツまで(お子さま向け)

畳コンテンツ

和室には欠かせない畳。そもそも畳ってなに?畳ってなにでできてるの?日本のものなのに、意外と知らない畳のこと。畳にはどんなひみつが隠れてるんだろう?

1.畳の上で勉強するとテストの点があがる!

畳のいいにおいと、おちついた緑色は人をリラックスさせてくれます。教室に畳を敷いて実験をするとほんとうに正解数が多くなりました。

2.天皇家が座る畳

昔は畳のヘリの色や模様が、座るひとの身分を表していました。百人一首でもきれいな畳の上に座っている人がいるので、探してみてはいかがでしょうか。偉い人ほど、きれいなヘリの畳に座っています。

繧繝縁(うんげいべり):最も格の高いヘリ。天皇家など位の高い人しか座れなかった。

3.ヘリって踏んじゃいけないの?

ヘリには昔、家紋が描かれていました。家紋を踏むことはご先祖様や家主のひとの顔を踏むことと同じで、とても失礼なことなのです。また、忍者が床下に忍び込み、畳の隙間から刀をさすタイミングを狙っていたから、という説も。

4.畳一枚にイグサ7000本!!

畳にはなんとイグサが約3000本〜7000本使われています。数が多いほどいい畳。

5.どうして畳はまっすぐ並べないの?

昔は角が4つ並ぶことが不吉で縁起が悪かったので、今のような並び方になったようです。

6.クサい足の匂いがなくなる?

畳は足のにおいの原因となる微生物を減らしてくれます。畳の上をはだしで歩くだけで、クサい足のにおいが少なくなります。

7.イグサのラーメンがある!?

イグサは食べられます。色々な栄養が入っている健康野菜。イグサラーメンは、ラーメンの生地にイグサを粉にしたものを混ぜてつくります。他にもイグサのアメやアイス、ジュースなどがあります。

8.泥に入れてつやを出す?

刈り終わったイグサを、まず泥のお風呂に入れます。これを「泥染め」と言います。畑に生えているイグサももちろんみどり色ですが、泥染めして乾燥させると草のみどりと泥の白銀色が混じって、自然でつやのある、みどり色になります。また、泥につけることによって、イグサの香りも増します。


畳のしくみ

●畳表(たたみおもて)

イグサの茎などを麻糸で編んだもの。畳床に縫いつけます。

●ヘリ

畳のふち。また、そこにつける布。

●畳床(たたみどこ)

畳面を張る畳の芯。昔はわらを縫ってつくっていましたが、現在は建材を使ったものがほとんどです。

畳表ができるまで

1.イグサの苗を田んぼに植える!

イグサは湿地や浅い水中に生える植物で、泥に根をおろす。稲のように育ちます。

2.成長したイグサを刈り入れる!

植物の姿はちょっと変わっていて、先の尖った細い茎が束になったような姿。

3.イグサを編む!

背が高くて、丈夫な植物なのできれいな畳表ができます。

4.畳表完成!

イグサ農家がつくった畳表は畳屋さんへと運ばれます。