前田畳製作所の「畳ワークショップ」

イベントレポート

伝統的な畳の文化からミニ畳製作まで

出張で畳ワークショップを実施しています

「畳のことをもっと知りたい」「畳を身近に感じる機会を提供してほしい」という声にお応えして始まった、前田畳製作所の畳ワークショップ。畳の文化などをお話しながら製作までを体験できるワークショップを出張で行っています。

前田畳製作所がずっと大事にしてきている「ていねいに暮らすを、たたみから」をキーワードに、簡単な講座や伝統的な畳製作、さらにはミニ畳製作で畳を体感していただけます。内容の一部をご紹介。(内容は状況に合わせて変わります)

【講座】知っているようで知らない畳の世界。構造から歴史までわかりやすく解説

畳の構造の解説や、伝統的な畳の敷き方、畳の歴史などを図や実際の畳を使ってわかりやすく解説。畳とはなにか、日本人が畳とどう付き合ってきたか、畳の文化にも触れてお話しします。

【伝統的な畳製作を体験】イグサや藁床に手で触れてみる。

畳表を織り機で織ったり、ワラ床を畳包丁で切ったり、ヘリを針で畳に縫い付けたり。手作業で行う畳製作を体験していただきます。

【ミニ畳製作】自分で作ることで畳の構造を体感。

参加者それぞれにミニ畳キットを用意。工作用タッカーを使っての簡易の製作ですが、ヘリや畳床など畳の構造がわかります。

◾️関西学院大学 (兵庫県)

学校の通訳付きで留学生70名に実施しました。「畳を触ったのも見たのも初めて」という方もたくさんいらっしゃいましたが、みなさん興味深く話を聞いていました。後日京都での座禅体験をした際には、みなさん畳を触ったり興味深く観察していたそう。

◾️本願寺 山口別院(山口県) 

「おてらで学ぼう」というシリーズを実施されている山口別院さん。畳ってどこで作られているんだろう?畳ってなにからできているんだろう?と想像するところからスタートする畳作りを学びたいとお声をかけていただきました。

◾️グランフロント ナレッジキャピタル(大阪府) 

大阪駅にある商業施設・グランフロント大阪にある「ナレッジキャピタル」。企業・大学・研究機関の技術や研究、新たなサービスに触れ、学ぶことができる場所でワークショップを開催。国産畳の上で「ミニ畳作り」や「畳のクイズ」を実施。親子で楽しく学んでいただきました。

◾️アメリカンヘンドリックス大学(前田畳製作所・西宮店にて) 

アメリカンヘンドリックス大学の留学生が来社。針と糸で縫ったり、大きな畳包丁で畳を切ったり。実際の畳作りを体験の体験も。講座では畳を通した日本の文化についてもお話させていただきました。

◾️キッザニア(兵庫県) 

2012年から2017年まで毎年、3日間の限定アクティビティー「畳職人」として参加させていただいていたキッザニア。通年のアクティビティと同様に畳職人カードも作っていただきました。初年度の開催までには「こども議会」でこども達にプレゼンをし、こうした方が良いなど純粋な意見を反映させて、「縫う」ワークショップに。貴重な体験です。2019年の10周年でも特別に参加させていただきました。

◾️神港橘高等学校(兵庫県) 

地元を知るための授業の一環で、畳と災害時の畳店プロジェクトについてお話させていただきました。
感想と質問の付箋でいっぱいに。

◾️神港橘高等学校(兵庫県) 

2006年から数年間、年に2回、神戸駅からハーバーランドに向かう地下道にあるDUOぎゃらりーをお借りして畳の展示やイベントをさせていただきました。本物の畳作りをしたり、熊本のイグサ農家さんや奈良の「灯心ひき」の職人さんをお呼びしたことも。

◾️上海外国語学校(中国) 

上海領事館よりお誘いいただき、上海まで。日本語を学ぶ生徒やその先生方と、小さな畳作り。文化の違いなども話し合いました。学校からのご紹介でさらに上海理工大学、大連や瀋陽の学校でもワークショップを開催。

開催場所ご用意いただいた場所に出張いたします
参加人数80名まで実施可能
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