畳製作は人間の目と手が決め手

施工について

前田畳製作所には、本社・三木工場ともに畳製作一級技能士がいます。

畳製作一級技能士とは、7年以上の実務経験をもって受験できる国家資格です。試験当日に指定されたサイズに、全て手作業で畳を完成させます。練習を重ね頭より手が先に動く位にならないと制限時間には完成しません。完成したサイズだけでなく、その仕上がり具合も確認されます。

継続的な強い思いがないとなかなか合格できない資格。挑戦するスタッフたちは、試験前には就業前・後に時間をつくり、針や包丁を持って技術を高めます。イマドキではない形態かもしれませんが、文化の継承や畳業界の先輩達の実績や指導に応えるためにも自発的に取り組んでいます。

現在ほとんどの畳は機械を利用して製作しますが、それでも過程も最終も人間の目と手が決め手。機械でできるところは機械を利用し、肝心なところは人の手です。

前田畳製作所「畳製作一級技能士」資格保持者
・木野本義浩
・中坂浩紀
(さらに資格取得にむけて、7年以上の経験者が練習中です)